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タマバチとアリアリ雑学
ナラエダムレタマフシに集まるクロオオアリ。ナラエダムレタマフシの虫えい(虫こぶ)形成者はハコネナラタマバチで、中に幼虫が入っています。タマバチには天敵としてイソウロウタマバチ族やコバチ上科がいます。ハコネナラタマバチは、虫えい上部から蜜を出してアリを集めることで、こうした天敵から身を守っていると考えられています。この他、タマバチの虫えいは、アリによって運ばれたり、虫えいの残骸をアリが巣として利用す...
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ヒメオオズアリヒメオオズアリ Pheidole pieli
ヒメオオズアリ Pheidole pieli Santschi, 1925ヒメオオズアリは本州南部から南西諸島にかけて生息し、林縁、林内の土中や朽ち木に営巣しています。体長は、働きアリが約1.5ミリ、兵アリは3ミリ、女王アリは3.5~4ミリ、雄アリが3ミリです。ヒメオオズアリの兵アリ。オオズアリ属の働きアリは2型を示します。2023.05.14 愛知県。働きアリ(マイナーワーカー)。右に女王アリ。...
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ダルマアリダルマアリ Discothyrea sauteri
ダルマアリ Discothyrea sauteri Forel, 1912石下から見つかった働きアリ。2023.05.14 愛知県。ダルマアリはクモの卵を専門に捕食することが知られています。...
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クロナガアリクロナガアリ Messor aciculatus
クロナガアリ Messor aciculatus (Smith, 1874) 目次クロナガアリの解説生態写真・女王アリ働きアリの形態・トビイロシワアリとの違いは?飼育クロナガアリの解説クロナガアリは庭や畑によく見られる身近なアリの一つで、日当たりのよい土中に営巣します。植物の種子を主食とし、秋には種子を盛んに運ぶ様子が観察できます。結婚飛行は4月~5月頃、地面がよく湿った暖かい日中に行われます。交尾を終えた新女王は共同で新しい巣を...
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カワラケアリカワラケアリ Lasius sakagamii
カワラケアリ Lasius sakagamii Yamauchi & Hayashida, 1970カワラケアリは日当たりのよい土中に営巣します。結婚飛行の時期はトビイロケアリよりもわずかに遅くれます。灯火に飛来したカワラケアリの新女王。2006.07.14 栃木県。カワラケアリの働きアリ。2022.03.30 長野県。カワラケアリの巣口。2006.04.15 埼玉県。...
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クロヤマアリクロヤマアリ Formica japonica
クロヤマアリ Formica japonica Motschoulsky, 1866 (s. l.) 目次クロヤマアリの解説生態写真・結婚飛行・クロヤマアリの女王アリ・赤いクロヤマアリ!?クロオオアリとの見分け方クロヤマアリは多雌性?標本写真・クロヤマアリの働きアリ・クロヤマアリの雌アリ・クロヤマアリの雄アリクロヤマアリの解説クロヤマアリは開けた日当たりのよい土中に営巣し、最もよく見られるアリの一つです。結婚飛行は主に5~6月の午前中に行われ...
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アリの胸部アリ雑学
写真: ハラクシケアリ隠蔽種群(側方から撮影)胸部(または中体節)と呼ばれる部分は、おおまかに前胸、中胸、後胸、前伸腹節(ぜんしんふくせつ)を持ちます。厳密にはもっと細かな部位や名称がありますが、このページでは扱いません。胸部を側方、または背方から見た場合の形状は、同定する上で重要です。働きアリでは各部位が融合しており、その境界がはっきりとしていません(わずかな境界の痕跡を縫合線と言う)。さらに後胸は...
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ハヤシクロヤマアリハヤシクロヤマアリ Formica hayashi
ハヤシクロヤマアリ Formica hayashi Terayama & Hashimoto, 1996 目次ハヤシクロヤマアリの解説生態写真クロヤマアリとの違いは・働きアリを比較・女王アリも比較・雄アリの考察飼育記録・飼育下ペアリングに挑戦するハヤシクロヤマアリの解説ハヤシクロヤマアリの体長は働きアリが5.5~7ミリ、女王アリは約10~11ミリ。雄アリは約10ミリです。体色は黒色でチタンのような光沢を持ちます。主に林内から林縁にかけて生息し、日...
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ヤマクロヤマアリヤマクロヤマアリ Formica lemani
ヤマクロヤマアリ Formica lemani Bondroit, 1917 目次ヤマクロヤマアリの解説生態写真・結婚飛行と女王アリ標本写真・働きアリの形態・雄アリの形態ヤマクロヤマアリの飼育方法ヤマクロヤマアリの解説ヤマクロヤマアリは、長野県では主に標高1500m以上の林縁にある開けた場所に営巣しています。体長は働きアリが3.5~5.5ミリ。女王アリは8~9ミリ。雄アリが約8ミリ。土中営巣が基本ですが、倒木の樹皮下や、朽木中で見られること...
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トビイロシワアリトビイロシワアリ Tetramorium tsushimae
トビイロシワアリ Tetramorium tsushimae Emery, 1925 目次トビイロシワアリの解説生態写真・巣内の様子・結婚飛行と女王アリ・砂かけや抗争など特異な行動が見られるヒアリとの違いは?トビイロシワアリの解説トビイロシワアリは働きアリの体長が約2.5ミリ、女王アリは6~7ミリ。雄アリは5~5.5ミリ。開けた場所で最もよく見られるアリの一つで、庭先や畑、公園などで容易に見つけることができます。巣内には多様な好蟻性生物が...
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ヤマトアシナガアリヤマトアシナガアリ Aphaenogaster japonica
ヤマトアシナガアリ Aphaenogaster japonica Forel, 1911 目次ヤマトアシナガアリの解説生態写真・女王アリヤマトアシナガアリの標本写真・類似するアシナガアリの形態ヤマトアシナガアリの解説ヤマトアシナガアリは林縁から林内の土中、石下に営巣しています。成熟したコロニーで働きアリの体長は約5ミリ。本属の中では触角柄節、脚が短い種です。巣内に見られる好蟻性昆虫としてクロアリヅカエンマムシが知られています。生態写...